出会いがないとか、いい人がいたら紹介してほしいとか日頃言いながら、実際に誰かと会う機会があっても、好きになれるかよりだめな理由を無意識のうちに探してたような気がします。

今思うと、紹介してくれる人も、相手をちゃんと見てから紹介するかを考えているんですよね。
当時は私自身が未熟だったので、紹介や出会い自体もあまり無かった気がします。

「人は自分と釣り合う人にしか出会えない」と、何かの本で読みました。

いい人がいない、出会いがないと思うなら、自分を磨いて「いい人」と釣り合う自分にならないと。
いいなと思う人が居ても、待っているだけ・相手に求めるだけでは難しいです。

それに出会いがない・いい人が居ないのは、もしかすると

「自分自身が結婚するという覚悟が出来ていない」

のかも知れません。

相手の条件にこだわる→自分に都合の良い条件を相手に求める→相手の都合より自分の都合を優先している、という事になりかねません。

人は誰しも自分が大事なのは当然です。

ですが、結婚してからも（むしろ結婚してからの方が）自分より相手を大事に思う気持ちや、相手を優先する姿勢が凄く大切になってきます。

妥協ではなく、譲り合う気持ちは優しさであり思いやりです。

そして婚活は人生のほんの一時期ですが、結婚後の人生の方が圧倒的に長いんです。！

婚活でこだわっていた条件も、この先いつなくなるか（変わるか）分かりません。

今は都内でも将来転勤はあり得るし、仕事や収入が変わるかも知れません。
結婚すれば、一人の時には無かった予想外の悩みや新しい問題が生じるかも知れません。

もし条件で結婚を決めていたら、後で「こんなはずじゃなかった」という事になりかねません。

人間って状況次第で考え方や価値観が本当に変わるものです。
以前は譲れないと思っていた条件も、無くても全然平気になったりします。

結婚するなら何より「人柄」で決めてほしいですし、この先何があっても一緒に乗り越えていくという覚悟も必要です。！

何か問題が起きた時、お互いに譲り合い、しっかり話し合って乗り越えていけるかどうか…。

相手に譲ってもらうばかりで自分は何も譲らなければ、良い関係を築いていくのは難しいです。

婚活はある意味、結婚生活の事前練習にもなっているのかなと思います。
もっと言えば、自分の内面磨きの期間とも言えます！

見た目をどんなに完璧に磨いても、内面を磨くのって自分ひとりの力ではなかなか難しいと思います。

婚活で沢山の人と会う中で、もちろんいい事ばかりじゃないけれど、様々な経験や感情と向き合い、自分自身を客観的に見つめたり、うまくいかなかった経験を次に活かしたり…。