お相手を都内(近郊)限定で探している皆さん、「都内でないといけない理由はありますか?」
結婚してから旦那さんの転勤で地方へ行くのはOKなのだとしたら、結婚前の段階でも都内にこだわる必要はないんじゃないかなと思います。
距離はちょっと都内から離れても、実際は都内より便利な場所も沢山あるのをご存知でしょうか?
都内の西側から都心部へ出るには(場所によっては)1時間~1時間半位はかかりますが、例えばつくばエクスプレスの沿線の「守谷」駅は、茨城県ですが都心部まで40分~1時間程度で行けますよ。
ひと昔前に「日本より近いグアム」(?)というCMがありましたが、言ってみれば「都内より都内に近い茨城」ですね。
同じくつくばエクスプレスの沿線では、
「みらい平」駅はここ数年で発展目覚ましいです。茨城県のつくばみらい市は、成長率全ナンバーワンなのだそうです。これからどんどん住む人が増えて街が作られていくので、周囲も若いファミリー世代がほとんどで、今都内で問題になっている空き家問題、老朽化問題の心配もいりません。
最近作られた新しい街なので道路も広めに区画整理されており、狭い道路や危険な木密地域(※都内の昔からある街に多い)とも無縁なので、安心して子供と一緒に暮らせると思いますよ。
つくばの「研究学園」には高収入の研究職の男性が沢山いますし、優秀な筑波大学もありますしね。
・・何だか茨城推し、つくばエクスプレス推しみたいになってますが(笑)、私自身も都内に出る時につくばエクスプレスの「流山おおたかの森」駅を利用しているのでわりと親しみがあり、意外なほど都内まで早く出られることを知られていないので、是非とも皆さんに知っていただきたく紹介させて頂きました。ちなみに、流山おおたかの森駅から秋葉原まで30分(快速だともうちょっと早い)です!
逆に都内でお相手を探している方は、どのあたりに住むことをお考えですか?
「いやいや、まだ相手も決まってないのでそこまでは考えてないです、相手が決まってから話し合って決めます」という方も多いと思いますが、話し合った結果、結局「子供ができて家を建てるなら」都内から少し離れた場所で探すことになるかも知れませんよ?
都内だと、都心部(港区、千代田など)はまず一般サラリーマン世帯では住めません。同じく渋谷区、新宿区、品川区、目黒区なども無理。世田谷も高い。となると、豊洲や東雲、勝どきあたりの高層マンションを買うか、足立区など下町エリアを狙うか、23区外の西側(多摩地域)を狙うかですよね。
都内だと一戸建ては難しいので、マンションを買う方も多いと思います。マンションは後で売ることも出来るので買ってからも資産価値として残るのは魅力です。・・でも、マンションに住むと、ローンの返済とは別に、管理費、修繕積立金などの経費がどのくらいかかるかご存知ですか?
ローンとは別に毎月数万円を支払い、さらにこの修繕積立金にはカラクリがあり、年数とともに上がっていく(つまり修繕箇所が増えるので費用も上がる)仕組みになっているのです。
この管理費と修繕積立金は、定年退職後も、生きていてマンションに住んでいる限りず~っと支払い続けなければならないので、もし年金から支払うとすればかなりの負担です。ローンは完済しても、管理費と修繕積立金の負担が大きすぎて、マンションに住み続けることが難しくなるかも知れません。
※マンションの管理費・修繕積立金について、詳しくはこの記事に載っていますのでご参考までに↓
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11514.html
足立区などの下町エリアは、昔からある街なので、道路が狭く、木造の家と家が密接した「木密地域」も多いです。
火事の時に消防車が入れず、東京都の小池知事が「木密ゼロ」を目指して道路を拡張する、新しく区画整理すると目標を掲げていましたが、最近では豊洲と築地問題や、希望の党の選挙など他の問題がありすぎて、おそらく木密ゼロは保留か後回しになっていることでしょう・・。
他にも、地震の専門家によると「関東大震災」が今後20年以内に起こる確率が70%以上と言われていますが、都内の木密地域はどうなってしまうのでしょうか。地震そのもので家が倒壊することはなくても、火事があっという間に広がるので、火事で家と命までも失ってしまうかも知れません・・。
94年前に起きた関東大震災から、道路の狭さ、家と家の密集など下町ではほぼ改善されていないので、当時と全く同じ「火事による被害」が最も大きくなりそうです・・。
(区画整理をして道路を広く、家と家の間隔を広くしようとしていますが、今ある家が多過ぎるので、都が費用負担して住み替えを進めようとしていますが、全部を進めるのは困難なようです。)
それに万が一、北朝鮮が日本にミサイル攻撃するとしたら・・・、狙われる可能性が高いのは東京とのことです。
「ないない、あるわけない」・・確かにそうです。でもつい最近までワイドショーなどで、北朝鮮が都内にミサイル(水爆)を飛ばしたらどうなるかとシミュレーションをやっていましたし、ネットでもリアルなシミュレーションが沢山載っているのを見てしまうと、ちょっとは考えてしまいますよね・・。(我が家も念のためネットのシミュレーションを見て、あぁうちは都内から遠いので大丈夫と確認しましたし。^^;)
そして都内の西側の多摩地域はと言うと、吉祥寺ブームもあり、中央線沿線はかなり地価が高いです。坪単価を聞いたら、皆さんが持っているイメージ以上に高くて驚かれるかも知れません。
中央線に限らず、京王本線・井之頭線、小田急線、西武新宿線・池袋線の沿線も、かなり離れた場所までいかないとどこも地価は高いです。それに、朝の通勤ラッシュが悲惨です。特に中央線(三鷹まで)、小田急線、京王線、西武線はすさまじいことになってます・・。
ちなみにつくばエクスプレスは、朝はそれなりに混んでいますが、すし詰めのラッシュにはなりません。しかも帰りは1本待てば秋葉原から座って寝ながら帰れますし、通勤はかなり快適ですよ~。
以上のように、都内に住むということは「地震(火事)リスク」「地価が高い」「通勤ラッシュ」とい三重のリスクを負うことになります。
さらには、都内で家やマンションを買うと固定資産税が高いという問題もあります。
固定資産税についても詳しく書くと長くなってしまうのでここでは省略しますが、
「それでも、本当に都内に住みたいですか?」
実際あまり知られていませんが、そのことも頭の片隅に置いて、住む場所を考えてみませんか?
応援しています!!