結婚相談所に入会すると、入会時にまとまったお金を払っているので、最初から「お客さん気分」で受け身の会員さんも少なくないと思います。
でも実はお客さんではなくその真逆で、「自分は新米の営業マンでお相手がお客様(お得意様)」という気持ちで臨むべきなのです。
優秀な営業マンは、どんなタイプのお客様とも人間関係をうまく築いて信頼を勝ち取り、契約をとっているのです。
たとえ相手が気難しくても、無口で全く話さないような人でも、です。
お見合いはとても大切な「最初の商談の場」であり、連絡先交換はすなわち「契約成立」と考えれば分かりやすいかと思います。
そう考えると、優秀で結果が出ている営業マンと、自分としては頑張ってるつもりなのになかなか結果が出ず苦戦している営業マン との差が、婚活を始めてからスピーディにうまくいく人と、なかなかうまくいかず迷走気味で悪循環に陥っている人との差なのかな、と思います。
今や世の中は変わり、誰でも普通に結婚できる時代は終わりました。
それどころか、婚活で結婚が決まること自体難しくなってきており、
「何でこんなに容姿もスペックもレベルの高い人が決まらないの?」
なんて驚くこともなくなりました。
それほど、婚活しても結婚出来ない男女が本当に沢山居るのです。
・・となれば、婚活は今や競争、営業と一緒です。
自分が契約を勝ち取るのか、ライバルに取られてしまうのか。
受け身ならあっという間にライバルに取られて負けてしまうのです。
男女比を考えても、特に女性は競争に勝たないと成婚が難しい時代。
今は新米営業マンでも、トップの営業マンを目指すくらいの意気込みと 覚悟がないと、競争で勝ち残ることは難しいのかも知れません。
そして、一般的には中堅客との契約を重ねてから大手(本命)との契約が決まるものです。
たとえ相手が本命でなかったとしても、実際会ってみたらプロフィールのイメージと違っていたとしても、お見合いの場は凄く大切です。
「本命でない人からは、どう思われてもいいんです」という心構えでは、後日もし本命のお相手に会えたとしても、絶対にうまくいかないのです。
中堅客の契約が取れない営業マンが、いきなり大手の契約を取れるはずがないのと同じ理由です。
本命じゃないお相手(中堅客)より、自分がいいなと思う本命のお相(上得意様)は上にいるはずです。中堅客からも支持されないようでは、大切な お得意様から支持されるはずがないのです。
誰からも選ばれる優秀な営業マンのように、
「お会いした人全員から、また会いたいと思ってもらうこと」(契約成立)
このことがとても重要になってくるのです。
また、自分は新米の営業マンという感覚であれば、もしうまくいかない事があっても自分を追い詰めることなく、活動を続けられると思います。
今婚活が難しいと感じてる方、婚活にストレスを感じてる方にとっては、ちょっとした発想の転換にもなりますよね。
婚活、新しい出会いや新しい可能性が拡がる活動なので、本来はもっと楽しんだりワクワクドキドキ出来る活動のはずですよね。
どうせやるなら苦しんだりストレスを感じるよりは、楽しんでワクワクしながら活動したいですよね。
婚活に行き詰まった時は、上手に発想の転換も取り入れながらやっていきましょう。
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<補足説明>
「優秀な営業マン」について、具体的に解説をすると・・・、
◇優秀な営業マンは、事前準備も万全
→相手のプロフィールを頭に入れておき、約1時間の商談で話す内容をあらかじめ頭の中で組み立てておく
◇優秀な営業マンは、あいづち上手・引き出し上手・聴き上手
→笑顔で相槌をうつ、つまり相手に気持ち良く話してもらう
→うまく話を振りつつ相手の話を引き出せる
→自分の話ばかり一方的に話すなんて論外です!
◇優秀な営業マンは、相手を選ぼうとせず、相手に選ばれている
◇優秀な営業マンは、どんなタイプのお客様とも人間関係を築いて信頼を得ている
→「自分がいいなと思わない人からは、別に良く思われなくてもいい」という気持ちでは、絶対にうまくいかない。
「本命以外の人から好意を持たれなければ、本命の人から好意を持たれることはもっと難しい」ということを理解しておくべき。
→お見合いは「一期一会」の精神で、一つひとつの出会いを大切にする。
→「お会いした方全員から好意を持ってもらえる」ことを目指していきましょう。