「結婚(婚活)はお相手あっての事」
・・そんな当たり前のことをあえて書かなければならないほど、 最近の世の中は(これは婚活に限らず全般的に)
自己愛とエゴの強い人
ひとりよがりの思い込みが強い人
自分と他人の違いが分からない人
・・が増えているような気がします。
お相手に自分の理想を勝手に当てはめてジャッジするのは、単なるエゴであり、ひとりよがりの勝手な思い込みです。
そういう人は、見た目は立派な大人でも、仕事はしっかりこなしていても、精神的に成熟していない、未熟な子供という場合があります。
こういう大人子どものことを、「問題児さん」と呼ぶことにします。
「問題児さん」については、別のテーマで詳しく書こうと思います。
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・・と、ここまでは「Lesson2 最初の期待値は・・・」で 書きました。
今回はその「問題児さん」について考察してみたいと思います。
今までとは違いやや気が重いテーマですが、こういった問題児さんが婚活市場にも紛れ込んでいるので、早めに見抜く必要がありますね。
その前に・・・、
私が感動してもう何度も読み返している育児本に書いてある内容です。
(そのまま抜粋ではなく少し変えて書いてみます。)
『たとえどんなにお金持ちでも、ほしいものを全部手に入れたとしても、それを一緒に楽しめる相手、喜びや感動を共有できる相手がいなければ、幸せを感じることは出来ない・・・』
育児本の内容は主に子供と母親の関係について書かれていますが、母と子を男女に置き換えれば、婚活にもそのまま役立ちそうな内容が意外と沢山書かれていました。
つまり、「婚活だけがうまくいく」なんて事は基本的にありえないということです。
人間関係って、男女でも親子でも友達でも会社でも、本質的な部分はすべて共通なんだと思いました。
仮に婚活が上手くいって結婚出来たとしても、人間関係の本質的な部分が成熟していなければ、夫婦関係も子育ても続けていくのは難しくなるのではないかと思います。
自分だけが大事で、相手に求めてばかりの問題児さんのまま大人になり、30、40、50になってもそのことに気付かず、いい歳で中身は子供のまま普通に婚活している人も少なくありません。
間違って問題児さんと結婚してしまったら取り返しがつかないので、婚活では問題児さんを早めに見抜いて避けておく必要があります。
問題児さんは、時には高スペックで容姿が整っていて見た目では全く分からない場合もあるので要注意です。
問題児さんは、自分の思い通りにいかないと「私は何でうまくいかないんでしょうか?」と、卑屈になったり、屁理屈や言い訳を語ったり・・・、
相談してくるわりに、人のアドバイスをちゃんと聞こうとはしません。
自分の考え(思い込み)と違う意見や助言は一切聞き入れないために、耳も心も閉ざしてしまっているようです。
まるで「いやだ、いやだ!」と泣き叫ぶダダっ子と同じですよね・・・。
婚活だけではなく、お店に行ったら店員を叱りつけたり、クレーマーになったり、ひどくなるとネットに被害妄想を書き込んでストレス発散してたり・・・・、
これらは全て、自分を認めてほしいだけの問題児さん特有の行動です。
男女ともに、見た目だけ大人だけど中身が問題児さんな人が増えてて、それがプロフィールだけではなかなか見抜けないので、それも昨今の婚活がますます難しくなっている一因なのかなと思ってしまいますね。
なんとも、世知辛い世の中になりましたね・・・涙。