最近では男性の仲人さんが増えており、それが成功しているケースも多いことを前回書きましたが、
男性の仲人さんが女性会員への強み(男性からのアドバイス)を生かして成功しているとすれば、
女性の仲人さんは男性会員への強み(女性からのアドバイス)を生かせたら良いのにと思います。
女性の仲人さんならではの強みになるはずです。
とはいえ人数的には男性会員が足りず、女性会員が圧倒的に多いのですが、そろそろ男性会員を増やす方法を真剣に考えた方が良いのではないかと。
女性と男性は一対一なので、男性が圧倒的に足りなければそもそもシステムとして成立しません。どうにかして男性会員を増やさなきゃいけない時が来ているように思います。
それで考えてみたのですが、
そもそも「都内(近郊)」という狭い範囲の中で、もともと少ない男性会員を多くの女性が奪い合うような構図自体に無理があるという気がします。
女性にとって最初から厳しい婚活市場。そのせいかは分かりませんが、
「年齢は私が33だから相手も30代希望で、あ、年下でもOKです。年収は700万はほしいかな、で都内は譲れないでしょ、外見はごく普通でいいし(実際は顔も身長もスタイルも平均以上じゃないとだめ)、何も高望みしてないのに、どうして私はお見合いすら組めないんですか?」
こんな女性が山ほど溢れてしまう現状が作られているような気がします。
そもそも、私や主人が婚活してた頃は、IBJの男女比はほぼ半々で若干女性が多い位だったと思いますが、何でこんなに差が大きくなったんでしょうか?
結婚するのは男女1対1なので、女性が急に増えて男性が急に減るという事もないと思うのですが、なぜそうなってしまったのかが分かりません。
私が常々思っていること・・・
「どうして皆さん都内にこだわるのか?、少し離れてもよければいくらでも好条件の男性はいるのに・・」
都内(近郊)を前提にお相手を探している女性が圧倒的に多いと思いますが、理由は「慣れているから」、「仕事を続けたいから」など色々あると思います。
でも、都内からちょっと離れても、意外なほど都内に出るのは早いし、都内へ通勤も可能ですよ。
何が難しいって、「都内同士」だからこそ難しいのかなと思います。
都内では男女比のアンバランスも限界に来ているので、都内にこだわって探してしまうと、女性はかなり条件を妥協して妥協婚をするか、妥協するくらいなら結婚自体を諦めるか、その二択しかなくなってしまうと思います。
私は妥協せず理想的な相手と結婚できたので本当に恵まれていたと思いますが、それは私が最終的に都内にこだわらなかったからだと思います。
そう言う私も出来れば都内が良かったですし、生まれも育ちも35歳まで一度も出たことがなかった都内を離れるのは相当な決断でした。
簡単な事ではなかったです。(今でも車社会にはまだ馴染んでないですし、完全に染まることもないと思いますが・・)
でも、理想的な旦那さんと結婚できて、二人の大切な子供にも恵まれて、田舎だからこそ叶った広いマイホーム(建て売りやマンションとは違う、自分達でこだわって建てた家)に住んでいて、今とても幸せです。
もし都内にこだわっていたら、私も妥協婚をしていたか、結婚自体を諦めていたかも知れません。
ひとりでもそれなりに仕事も趣味も楽しく充実していたので、妥協してまで結婚を選ばなかったかも知れません。
都内の婚活市場はもはや飽和状態にあり、理想的な男性はあっという間に若い女性に売れてしまうので、残っている男性は(大変失礼ながら)売れ残り率が高いと言わざるを得ません・・。
女性は見た目も中身も素敵な女性なのに、年齢だけがネックで残ってしまう人も多いと思います。
全会員の内訳は男性が圧倒的に足りなくて、女性が多すぎて、お見合い自体が組みにくくなってきている、さらには相談所が増えすぎて、会員側もワケがわからなくなってきている・・
会員も相談所も自分の首を締めているというのが、今の婚活の現状だと思います。
・・・こうして見るとなかなか解決が難しそうなテーマですが、ちょっとだけ視点を変えることで(あるいは少しだけ視野を広げることで)、この難題を乗り越えることは可能だと思っています。
気になる解決策は次回に持ち越しになりますが・・・、
本当に婚活している(あるいは婚活を検討している)皆さんに一度は真剣に考えて頂きたいテーマです。