※前編に続く後編です。↓
最初の段階では、まずは今ある可能性、選択肢の幅を最大限拡げることが大切で、そのためにはちょっとした発想の転換と少しの頑張りが必要という事です。
ただ、これはよく言われている事ですが、結婚は人生のゴールではありません。
もちろん婚活のゴールは結婚ですが、結婚してしまえば、結婚生活のスタート地点に立つ事になります。
自分を「万人受けするタイプ」に変えてまで何とか結婚しても、そこでハッピーエンドではなく、その後の結婚生活、その後の人生は続いていくわけです。
これはあくまで私の考えですが、結婚した後もずっと「万人受けするタイプ」で居続ける必要はないと思います。
その段階ではお互いをよく理解し合っており、お互いに好意を持っているはずなので、少しずつ自分の個性や、個性的な趣味や価値観なんかも、小出しにしていって良いと思います。
結婚するまでは、自分の価値観やこだわりに固執せず、ある程度お相手の価値観や考え方に合わせたり、お互いの擦り合わせというのも必要になってくると思いますが、
結婚後まで全てを相手に合わせたり、相手の色に染まろうとする必要はありません。
これは女性についてですが、結婚後は子供を産んだり、仕事と家事と育児を両立させたり、そういう生活が待っているわけですから、むしろ「しっかりと自分を持っている女性」でないと、それらをうまく両立してやりくりできないでしょう。
「全てあなたに合わせます」では、自分が見えず意思が弱すぎてその先が心配になってしまいます。
・・でも、だからと言って婚活の最初の段階から「しっかりと自分を持っている強い女性」をアピールするのは、ちょっと早すぎます。・・なにやら、頭が混乱してきそうですよね(笑)。
先述の通り、婚活中はあくまで万人受けを目指して、多くの男性に良いなと思ってもらい、可能性と選択肢を最大限に拡げておく方が、結果的にうまくいきやすいのです。
・・ざっくり言いますと、結論、婚活中は万人受けするタイプを目指す。
そしてめでたく成婚となれば、個性を少しずつ小出しにするのもOK、むしろ結婚後はしっかりとした自分を持つこと。
・・一見ちょっと矛盾するようですが、その使い分けこそが、婚活も結婚生活もうまくいくための重要なポイントになるのかなと思ったりします。難しかったらごめんなさい(笑)。
ちなみに、これを読んだ男性は「やっぱり、女性はしたたかだなぁ」なんて思うかも知れませんが、決してしたたかではありません。
女性は強いんです。・・というより、女性はそのくらい強くならなければ今の世の中生きていけないので、「女性が荒波のなか生きていく術（すべ）」だと思って頂きたいです。
結婚後は妊娠、出産、子育て、仕事と育児と家事の両立、あるいはママ社会など、大変な事ばかり待ち受けています。もちろん体力もですが、何より精神力が強い女性でないと、とてもやっていけないと思うのです。
男性にもご理解いただき、結婚後の家事と育児の協力（分担）を是非私からもお願いしたいです。(笑)